【語学勉強】語学留学前の勉強はとりあえず、これをやっておきなさい【留学】
語学留学しよう!と思っている人はたくさんいると思いますが、留学する前に何を勉強をしたらいいの?と思う方は多いと思います。
そこで、僕がフィリピンで語学留学して、これはやっておいてよかったなーって思った勉強法を教えたいと思います。
準備するもの
- 単語帳
- 例文集
- トラベル英会話帳
- スマホ
いるものはこの4つです。
完璧じゃなくていいから中学・高校レベルは勉強しておきたい!!
語学留学すると当たり前ですが、生活のすべてが英語になります。学校の教師も基本日本語は話せませんし、テキストも英語で書いてあります。つまり、英語で英語を学ぶ状態なので、ある程度の英語を知っていないと全く勉強になりません。なので、せめて中学・高校レベルの英語程度は触れておく必要があります。
そこで手っ取り早く中学・高校レベルの英語に触れる方法を紹介します。ちなみに基本的に暗記です。初心者レベルから暗記なしで英語を喋れるようになれると思わないでください。
そのかわり、文法とかはそんなに気にしなくていいです。(5文型とか疑問詞は最初にくるとかぐらいは知っておいたほうがいいですが)
step1.トラベル英会話帳を暗記する(中学レベル)
トラベル英会話帳を使うメリットとしては、
- 簡単な英語である
- 日常的に必要性の高い文章が載っている→だから覚えやすい
- 疑問形の勉強には最適
- コミュ障にはコミュニケーションツールにもなる
- 旅行時に普通に使える
では使い方です。まずは、トラベル英会話帳をなんでもいいので買ってください。一通り読んだら、書いてある英文を暗記してください。もちろん日本語の意味も。
この時のポイントは、次の3つです。
- 英語はしっかりと暗記する
- 日本語の意味はだいたいでOK
- 自分が英語圏へ行ったときにもっとも使いそうな場面から覚えていく
トラベル英会話帳は大体、シーンごとに章が分かれているので、自分がもっとも英語を使わないといけない場面から覚えておけば、いざというとき安心できます。逆にいうと覚えておかないと詰むと思ってください。
やり方としては、
- 覚えたいシーンを選ぶ
- 英文をシーンごとに暗記していく
- 音声データがあるならシャドーイングで発音の練習もする
- 日本語を見て英語に直せるようする
これを何回か繰り返していくと、似たような文があることに気が付くと思います。そうするとこの英語の構文のパターン(いわゆる文法)がなんとなくわかってくるので、そうなったらしめたものです。それらを使って自分が普段使っているセリフや言葉をつくる練習します。
一冊丸々、暗記する必要なないですが、自分必要だと思う場面は覚えておきましょう。てか、正直日常会話レベルならこれ一冊で十分だと思います。
トラベル英会話帳はなんでもいいですが、僕が使っていたやつのリンクを貼っておきます。
発行が1997年とめっちゃ古いので情報としては古いのです。僕は偶然知り合った大学で英語を教えている教授さんと知り合ってこの本をもらったのでコレを使っていましたが、もう少し新しいもののほうがいいかもしれませんね。
↑はどうやら新装版のようですね。
step2.例文集をひたすら暗記
大学受験の勉強とかでやった方も多いと思いますが、英語の例文集をひたすら暗記してください。ただ、受験勉強じゃないので、べつに空で言えるようになる必要は特にないです。とりあえず、「あんな感じの文だった!!」ってぐらいまで覚えれるといいです。
で、ここで大事なのが大体の文法や構文を理解することです。最初に文法はそんなに気にしなくていいといいましたが、べつに完ぺきに理解はしなくてもいいです。「ふーん、そうなんだ~」くらいで結構です。
で、ここでなぜ文法を気にする必要があるかというと、
語学留学では英語の文法を英語で学ぶからです!!
英語例文を文法・構文を意識して勉強すると留学先で「あ、なんかこの形、例文であったなぁ」となり、留学先で勉強しやすくなります。
また、例文を音声ファイルなど使って音で覚えると、英語のテンポがつかみやすくなるので、シャドーイングで覚えることをお勧めします。
個人的に使っていた例文集はこちらになります。
[jin-yohaku30]
step3. 単語をひたすら覚える
基本的にやることは、step1と2が中心ですが、これらと同時にやることが英単語の暗記です。
英単語勉強のポイントは
- 日本語→英語ができる
- 正しく読める(発音できる)
- 音声ファイルを使う
- イメージで覚える
英単語は基本的には日本語→英語の変換ができるようになるのが理想です。たいていの場合、日本語→英語ができれば、逆の英語→日本語もできます。(※聞き取れるかはべつ)
英語は文字ベースで読めても、正しく発音できていないと相手に理解されないですし、相手の英語も聞き取れません。なので、正しい音を発音できるように音声ファイルをバンバン活用しましょう。
また、単語の意味は英単語一つに複数の日本語の意味があることが多かったり(逆もしかり)、日本語の訳がイマイチぴんとこない場合があります。これらを全部丸暗記してもらってもいいですが、おススメは英単語をイメージで覚えることです。(特に動詞)
例えば、establishは①~を設立する ②~(地位とか)を確立する という意味がありますが、「とりあえずestablishはなんか積み重ねてゲットする感じ?かな」という風に覚えたり、実際に動作してみたり、具体的な物体でイメージしたり、感じに例えたりすると英単語のニュアンスがつかみやすいです。
英単語帳はなんでもいいですが、おススメはシステム英単語とDUO3.0です。
システム英単語は収録語数が1,500語と少ないですが、ホントに大事な基本的な単語しか載っていないので、初心者にはおススメです。
DUO3.0は、560個の例文に英単語1600語と熟語1000語が効率よく載っているので、手っ取り早く英単語が学べます。CDの音声ファイルは全部で60分で聞けるので、勉強の計画も立てやすいです。僕はこっちを使っていました。
step4.ひたすら検索学習する
ここまでstep1~3で英語の勉強法を説明してきましたが、最後は記憶のコツをご紹介します。
それは、ひたすら検索学習をすることです。検索学習とは簡単にいうとテストをすることです。え?と思うかもしれませんが、科学的にはこれが最も学習効率がいいらしいです。
やり方は、自分で問題をつくったり、フラッシュカードをつくったりなんでもいいですが、僕は、なかなか覚えられない文や単語を「分散学習帳」というアプリに入れて勉強していました。
このアプリは、自分でフラッシュカードを作ることが出来るのですが、記憶がしやすいタイミング(忘れかけた頃)で出題されるようにアルゴリズムが組まれていて効率よく暗記できます。
使い方のポイントは、空き時間や決まった時間に5問程度だけ解くことを決めてやることです。なぜたった5問だけかというと、検索学習は粘って記憶の中をむさぼりながら思い出すす必要があり1問でも時間がかかる場合があるからです。なので、思い出せなくてもできるだけ長く思い出すことが大事です。といっても、結構しんどい作業なので最低1~3分は思い出す努力はしたほうがいいです。(ほんとは短すぎますが)
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まとめ
- トラベル英会話を暗記する
- 例文集を文法・構文を意識しながら覚える
- 単語をひたすら覚える
- 検索学習でひたすら思い出す練習をする