やっぱり運動強度の設定は大事だよなーって思った話

2022年11月12日

先日、弟が任天堂スイッチのリングフィットネスを購入しまして、そいつを30分ほど熱中してやっていたわけです。

あれって、思った以上に体力と筋力を使うんですね。一面だけやったらそこそこ息が上がりまして、脈拍も簡単に100回/分を超えました。これまた凄い事に、スイッチの赤外線が出るところに指を当てると脈拍を読みとってくれる機能がついてるんですね。ゲームついにここまで来たかーって感じです。で、付属のリング状のコントローラを潰したり引っ張たりするのですが、このコントローラーがまぁ硬いのなんの普通に筋力を使いました。

で、話は弟に戻りますが、うちの弟は脳性麻痺で身体に障害があるのですが、普段から運動をしないせいか、ちょっとやっただけで脈拍は150回/分に跳ね上がりまして、最終的に貧血でぶっ倒れまして母親は大パニック状態。とりあえず、レストポジションにして、足を挙上してしばらく様子見をしていたら、15分くらいで血の気が戻り回復しました。よかった。

普段、運動してる人なら脈拍が150回/分くらいはわけないですが、普段運動していない(しかも脳性麻痺の)弟にはちょっと(かなり)オーバーワークだったみたいです。苦笑

ということで、母親には運動中止となる目安の心拍数を伝えておきましたー。で、ここで伝えた目安の心拍数はカルボーネン法から導き出しました。リハビリをする人にとっては馴染みが深いですね。運動強度の確認の際によく使い、特に体力の低い人で精度が高いと言われています。

カルボーネン法

目標心拍数={(220ー年齢)ー安静時心拍数}×運動強度+安静時心拍数

運動強度は、持久力の向上目的として50〜85%で行うことが一般的です。で、今回の場合は一番低い50%から計算しました。

ということで、たかがテレビゲームといえど身体を動かすエクササイズには違いないので健常人はよっぽど大丈夫だと思いますが、自分の体力と相談しつつ水分補給をしっかりして運動はやらないとなぁと改めて感じました。