JICA海外協力隊に合格するまでの流れ【JICA海外協力隊】

こんにちは。2023年度3次隊派遣予定のROM(@ROM00curiosity)です。

今回は、JICA海外協力隊に応募して合格するまでの一通りの流れをご説明したいと思います。

海外協力隊に応募するのにどんなことが必要で、どんなことをしておくと便利か?などを2022年秋募集に合格した経験を踏まえてお話ししたいと思います。

Step1.応募するまで

JICA海外協力隊のHPをみる

まずはJICA海外協力隊のHPを見ることをお勧めします。

大抵の情報はここで手に入ります。というかここが一番大切なところだったりします。

説明会に参加する

JICA海外協力隊のHPから海外協力隊の説明会を申し込むことができます。

自宅で参加することができるオンライン型と実際に会場に聞きに行くオフライン型があります。

説明会は何度でも受けることができるので、自分の希望する職種の説明会を受けることをお勧めします。

また、一度はオフライン型の説明会に参加することをお勧めします。オフライン型だと隊員の方と直に話が聞けるので、経験談がより鮮明に伝わってきてモチベーションが上がりやすいです。

私自身もオフライン型の説明会に参加したことで刺激を受け、海外協力隊に参加することの決意を固めました。

いつの募集期間に応募するか決める

JICA海外協力隊は毎年春・秋の2回募集があります。

そして、派遣時期はその募集から少なくとも1年後かつ長期だと派遣期間は2年間になるので、自分の仕事の状況や家庭状況、金銭状況などを今後の人生プランをしっかり考えた上で決めましょう。

僕自身は海外協力隊に派遣されている間は、以下の状況が考えられるのでそのことを踏まえて応募や今後の人生プランを考えて行動しています。

  • 基本、2年間の単身赴任なのでパートナーや家庭を持っていない今が一番のチャンス。
  • 帰国後は35歳になってしまうので、今後結婚したいと思うとここがギリギリのラインか?
  • 今の職場でなぁなぁと働くよりは確実に自信のキャリアにつながる。
  • 2年間自分の趣味が出来なくなるのは辛いが、その分派遣先でも新しい趣味などに挑戦してみたい。
  • 年金は、厚生年金から国民年金に変わるが、それは仕方がない。他の方法で老後に備える必要がある。
  • 日本を出ても、月々出費となるもの(年金、積立NISAなど)はある。つまり、派遣中は基本的にお金が減っていく。
  • 派遣中は収入がほぼゼロになるため、他の方法で収入源を確保する必要がある。
  • 派遣後の仕事は、まだ未定。派遣中の2年間で自分のやりたいことなどが変わってくると思うので今は無理やり決めないことにする。

こんな感じに考えています。

応募までの計画を考える

募集時期によっては応募までに時間があると思うので、その間に色々情報収集をしたり、派遣中の資金を集めたり、英検やTOEICなど言語資格を受けることをお勧めします。

特に英検やTOEICなどの言語資格は試験日も決まっているので、これらで語学条件を満たす場合は計画的に受験する必要があります。

私は、英検を受けたのですが、2次試験の前日に弟がコロナにかかってしまい濃厚接触者扱いで受験できなくなりました。(一応、ネットで24時間365日いつでも受験できる英語の試験もあるので最終的にはそこで済ませました)

Step2.応募→一次審査

応募してから合格までの期間は、およそ半年近くあります。

その間にプレエントリーや書類審査、健康診断など色々やることがあります。

まずは決意が決まったらプレエントリーをします。

書類審査用の書類や健康診断はなるべく早いうちに済ませてしまいましょう。

特に健康診断は血液検査もあるので、検査結果が返ってくるのに早くて1週間ほどはかかります。また、結果自体も郵送で送る必要があるのでこの部分の予定も逆算して提出をしないと提出期限に間に合わずに終わってしまう羽目になるので注意が必要です。

必要書類を提出し応募が終えたら、1次審査の書類選考は終了です。1次審査の結果が来るまでは大人しく待ちましょう

Step3.2次審査→合格

1次審査が終えたら、2次審査である面接が待ち構えています。

面接は人物面接と技術面接の2回あり、私の時は、2つともオンライン面接でした。

人物面接はある程度希望の日程を申請することができましたが、技術面接の日程は一方的に決まったので、仕事などを休む必要が出てくるかもしれませんので、注意が必要です。

面接の順番は最初に人物面接でその1月後くらいに技術面接があります。

それぞれの面接期間の間にやっていたことは、書類審査に出した内容を復習していたのと、技術面接は課題が出されていたので、課題を提出し、技術面接で聞かれるだろうことを予想していました(まぁあまり意味はありませんでしたが。。。)

技術面接が終わると、あとは合格発表を待つだけです。

私は、技術面接が失敗したと思ったので、不合格になった場合の今後の進路ともしも合格した場合にすぐにやるべきことをずっと考えていました。具体的にいうと

不合格の場合↓

  • 今の職場はどのみち辞めたいので、新しく転職エージェントに登録しよう
  • しばらくは、JICAは諦めて将来的にシニア枠で考えよう
  • しばらくは地に足をつけた生活(結婚とか普通?の暮らし)をしよう

合格の場合↓

  • まず、すぐに退職願を出す準備をしよう
  • いつでも、引っ越せるように断捨離かつ派遣先に持っていくものを厳選しよう!
  • 教科書を自炊する!
  • 英語の勉強を本格化する
  • 派遣先のことを調べる

とか考えていました。

まとめ

ざっくり流れを書くとこんな感じ

  1. JICA海外協力隊とはどんなものなのか調べる
  2. JICA海外協力隊の説明会に参加する
  3. やりたいことなどをイメージする
  4. プレエントリーする
  5. 応募する
  6. 書類審査
  7. 面接
  8. 合格

といった感じです。

応募から合格まで半年近くかかるので、現職や今後のこと、私生活のことなど人によっては調整が難しいの慎重に考えて行った方がいいかと思います。