世界一周の時に受けた予防接種について

こんにちは。ROM(@ROM00curiosity)です。

JICA海外協力隊に参加するにあたって、いくつか予防接種することになります。

そこで、自分が以前世界一周旅行した時に受けた予防接種はなんだっけ?と思いブログを見返したのですが、漁っても見当たらない…

うーむ、どうやら世界一周の予防接種の記事を書いていなかったようなので、改めて書きたいと思います。

受けた予防接種

私が世界一周の時に受けた予防接種はこの6つです。

  1. 黄熱病(Yellow Fever)
  2. A型肝炎(Hepatitis A)
  3. 日本脳炎(Japanese encephalitis)
  4. 狂犬病(Rabies)
  5. 破傷風、ジフテリア、百日咳(Tetanus,Diphtheria,Pertussis)
  6. 腸チフス(Typhoid)

予防接種を受けた場所はタイのバンコクにあるスネークファームのタイ赤十字協会で接種しました。

黄熱病(Yellow Fever)

基本事項

流行地 :大きく分けてアフリカ地域とアメリカ地域で流行している
・アフリカ地域(アンゴラ、ウガンダ、エチオピア、カメルーン、ガーナ、ガボン、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、コートジボワール、シエラレオネ、スーダン、セネガル、赤道ギニア、中央アフリカ、チャド、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ブルンジ、ベナン、マリ、南スーダン、リベリア、モーリタニア
・アメリカ地域:アルゼンチン、エクアドル、ガイアナ、コロンビア、スリナム、パナマ、フランス領ギアナ、ブラジル、ペルー、ベネズエラ、ボリビア、トリニダード・トバゴ(トリニダード島のみ)、パラグアイ
感染経路:主にネッタイシマカという蚊に刺されることによって発症。人から直接感染することはない
症状  :通常3~6日の潜伏期間の後、寒気、頭痛、筋肉痛、吐き気などの症状が出ます。重症化すると臓器からの出血や黄疸が出現します。重症化すると死亡する恐れがあります。
ワクチン:黄熱病リスク国へ渡航する際は、黄熱病ワクチンの接種が推奨されています。接種後は10日で90%の接種者で十分な免疫が得られ、接種後14日後にはほぼ100%の予防効果があると言われており、免疫効果はほぼ一生持続すると言われています。

黄熱病ワクチンを打つとイエローカードという予防接種証明書がもらえます。国によって入国にイエローカードが必要になってくる国があるので、渡航予定の国でイエローカードが必要か事前に調べておきましょう。要求国は下記の厚生労働省のサイトから確認できます。

また、黄熱病ワクチンは一度接種したら基本的にその効果は一生続くとされているのでイエローカードはくれぐれも無くさないようにしましょう。

参考リンク:厚生労働省サイト

接種したワクチン

Stamaril®︎  接種回数1

A型肝炎(Hepatitis A)

基本事項

流行地 :衛生状態、下水道が整備されていない地域
感染経路:経口感染、性行為感染
症状  :高熱、全身倦怠感、下痢、黄疸の症状があらわれ完治までには1〜2ヶ月の治療が必要。まれに劇症肝炎、急性腎不全を引き起こす。
ワクチン:日本での定期接種なし。基礎免疫をつけるために一定の間隔で3回のワクチン接種が必要。輸入ワクチンの場合は2回必要。

流行地が衛生状態や下水道が整備されていない地域なのでいわゆる発展途上国を回る場合は必須になりますね。特に野菜やフルーツなど生食するもので感染する恐れがあります。

また、A型肝炎のワクチンは国産ワクチンなら初日、2-4週間後、24週間後の3回。輸入なら初日、半年後の2回の接種が必要なりますが、輸入ワクチンなら1回の接種で1年近くの間はほぼ100%の予防効果が期待できるそうなので、旅行期間が1年未満予定の方は輸入ワクチン1回の接種で大丈夫かと思います。

参考リンク:厚生労働省サイト 、こどもとおとなのワクチンサイト

接種したワクチン

Havrix®︎ 接種回数1

※本来は半年後に2回目を打つ必要がありましたが、半年後にはすでに日本に帰っていたので2回目は打っていません。ただ、僕が接種したワクチンは1年間なら1回の接種でほぼ100%の予防効果があるので問題はなかったと思います。

日本脳炎(Japanese encephalitis)

基本事項

流行地 :東アジア、南アジア、東南アジア
感染経路:日本脳炎ウイルスを保有した豚からヒトへ蚊を媒介にして刺されることで発症する。
症状  :突然の高熱、頭痛などをきたし重篤な急性脳炎を起こす。後遺症や死亡することもある。
ワクチン:日本では4回の定期接種がある。成人の場合は定期接種が終わっていても追加接種で抗体価が上昇する。ワクチン接種により、罹患リスクを75~95%減らすことができると報告されている。

幼児期に定期接種をしていたが、アジア圏を回るので追加接種をしました。

参考リンク:厚生労働省サイト

接種したワクチン

IMOJEV®︎ 接種回数1

狂犬病(Rabies)

基本事項

流行地 :日本、ニュージーランドなどの一部地域を除いた全世界に分布
感染経路:狂犬病ウイルスに感染している哺乳類(イヌ、ネコ、キツネ、こうもりなど)に噛まれたり、傷口を舐められたしりて感染する。
症状  :頭痛・発熱などから始まり嚥下困難、痙攣、呼吸不全がみられ発病すると100%死亡する
ワクチン:定期接種あり。基本的に予防的接種を3回打つ。(輸入ワクチンの場合は、2回の場合もあり)。狂犬病常状国で動物に噛まれたり、傷口を舐められたら2〜6回の発病予防的接種で発症が抑えられる。
※予防的接種を完了していても動物に噛まれたり傷口を舐められたりしたら発病予防的接種が必要である。

日本やニュージーランド以外の国では、全世界に狂犬病は分布しているので、基本的には必ず狂犬病のワクチンは打つべきだと思うし、例え、予防接種をしていても動物に噛まれたり傷口を舐められたりしたら、ただち医療機関を受診するべきである。なにせ、発病したら死亡率は100%ですからねぇ。

参考リンク:厚生労働省サイト

接種したワクチン

VERORAB®︎  接種回数2 2回目は初回から9日後に接種しました。

破傷風、ジフテリア、百日咳(Tetanus,Diphtheria,Pertussis)

破傷風、ジフテリア、百日咳はTdap(Tetanus-Diphtheria-Acellular Pertussis)という成人用三種混合ワクチンを打ちました。

破傷風(Tetanus)

基本事項

流行地 :全世界に分布
感染経路:土壌の中に存在する破傷風菌が傷口から侵入し発症する。
症状  :筋肉のこわばり、痙攣、呼吸困難など 死亡率高め
ワクチン:定期接種あり。成人の場合、定期接種が完了していても抗体価を高めるための追加接種が推奨されている。

日本では幼少期に4回の定期接種をしていると思いますので、母子手帳等で確認してください。

日本で定期接種をしているとはいえ、死亡率が高めの怖い病気かつ足とかに傷がつくだけで感染リスクは跳ね上がるので抗体価を高めるためにも追加接種をしておきました。

参考リンク:厚生労働省サイト

接種したワクチン

Adacel®︎  接種回数1

ジフテリア(Diphtheria)

基本事項

流行地 :アフリカ、南アメリカ、アジア、南太平洋諸国、中東諸国、東欧、ハイチ、ドミニカ共和国など多くの国で発生がみられます。
感染経路:患者や無症候性保菌者の咳による飛沫感染
症状  :潜伏期間は2〜5日間。感染してもほとんどが無症状であり、症状が出るのは10%ほど。発熱や嘔吐、頭痛、咳などにはじまり、扁桃や気道に偽膜を形成して呼吸困難となり、嗄声や犬吠様咳嗽などの症状がみられる。
ワクチン:定期接種あり。定期接種より10年以上経過しているとジフテリアワクチンによる免疫が低下していると考えられている。

流行地を見てもらうとわかる通り比較的に発展途上国で流行しているみたいです。また、定期接種から10年以上経つとジフテリアワクチンの効果が落ちているそうなので、やはり接種すべきワクチンの一つだと思います。

参考リンク:厚生労働省サイトこどもとおとなのワクチンサイト

接種したワクチン

Adacel®︎  接種回数1

百日咳(Pertussis)

基本事項

流行地 :全世界に分布
感染経路:飛沫感染および接触感染
症状  :潜伏期間は7〜10日間。風邪症状から次第に咳が多くなり、発作性痙攣性の咳をするようになり、息を吸うさいにヒュー音をするようになる。これが2〜3週間ほど続く。その後回復期に入り、激しい咳は減るがしばらく咳は続く。ここから寛解まで2〜3週間ほど。
ワクチン:定期接種あり。ワクチンの予防効果は4−12年まで

ワクチンの予防効果は4−12年までので幼少期に定期接種をしていも新たに接種をした方が良いみたいです。なんなら日本でも百日咳は流行することがあるらしいので海外に行かなくても定期的に予防接種はした方がいいかもしれませんね。

参考リンク:NIID国立感染症研究所こどもとおとなのワクチンサイト

接種したワクチン

Adacel®︎  接種回数1

腸チフス(Typhoid)

基本事項

流行地 :南アジア、東南アジア、アフリカ、カリブ海、中央および南アメリカなどの一般に衛生水準の高くない地域。南アジアは特に感染リスクが高い。
感染経路:感染したヒトの便や尿に汚染された水、氷、食べものが口に入ることによって感染し、ごく少量の菌でも感染することもある。
症状  :感染して1〜3週間は無症状だが、その後、高熱や頭痛、全身の倦怠感、便秘、胸や背中、腹に淡いピンク色の発疹が出たりする。重大な症状として腸からの出血や腸にあなが空いたりすることもある。
ワクチン:定期接種なし。日本で腸チフスのワクチンをできるとことは少ない。腸チフスワクチンを打ってもパラチフスの予防はできない。

腸チフスと似た感染症でパラチフスがあるが、こちらはワクチンが流通していないそうです。また、腸チフスのワクチン自体も日本ではあまり取り扱ってないため、接種可能な医療機関を探すか海外で接種する必要があります。

基本的に衛生水準が低い国々での感染リスクが高いため、これらの国への渡航予定がある場合は接種した方が良いと思います。

参考リンク:厚生労働省サイト

私が接種したワクチン

Typbar-PFS 接種回数1

タイのスネークファームでの接種について

僕自身はこれらの予防接種を全て、タイのバンコクにあるスネークファームで打ってもらいました。

基本的に医師の面談をしてどこの国に行くかを問診されるのでそれを答えると、おすすめのワクチンを提示してくれるのでそれに従うって感じです。

数回打つワクチンの日程も決めてくれるので結構楽でした。

また、医師の先生も少しですが日本語通じるので英語に自信がなくてもある程度大丈夫だと思います。

そして何より、日本で打つより圧倒的に費用が安くなるので、安く済ませたい方はスネークファームで接種をお勧めします。

何を予防接種すればいいかわからない場合

基本的に厚生労働省のサイトに書いてある破傷風、A型肝炎、B型肝炎、狂犬病、麻しん、風疹、日本脳炎、ポリオ、髄膜炎菌感染症、新型コロナウイルスに加えアフリカや南米などの黄熱病リスクのある国へ行く場合は黄熱病の予防接種をしておけば大丈夫だと思います。

あとは、母子手帳など今までのワクチン接種歴を確認できるもので確認して、可能ならば医師と相談するとなおいいかと思います。

注意事項!!

予防接種はワクチンによって予防効果の持続期間や必要接種回数、副反応などが違いますので、自分が接種するワクチンの説明をよく調べてください。

アレルギーや持病のある方は医師と相談することをお勧めします。