【英語】TOEFLのことよくわかんないから下調べしといた

2023年1月1日

今後の目標を海外協力隊に入ることにしたわけですが、その為にはやっぱり基本的な英語力は必要なわけです(必ずしも英語圏の国に派遣されるわけではないですが.そしてあわよくば将来的に海外で暮らせるようになりたい)

となるとこれから英語の勉強を再開する必要があります.その際、闇雲にやるよりも目標を決めた方がモチベーションや勉強の方針になるのでTOEFLと英検を受験しようと思います

なんでTOEFLと英検か?

英語の資格は色々とあると思いますが、なんでTOEFLと英検にするかというと

先ず一般的にTOEICよりもTOEFLの方が海外(留学など)で有利と言われているから、そして英検はTOEICやTOEFLとちがい有効期限がないからです

また、海外協力隊の応募条件をJICAのHPで確認すると

「英検3級」、「TOEIC®330点以上」で応募可能です。
他の言語でも日常会話程度以上で応募可能です。
2018年春募集合格者の約半数(48.14%)が日常会話程度の語学力でした。

JICA海外協力隊HP より

と書いてあります.…TOEFLについては書いてないのかーい!!

でもまぁ、TOEFLは公式な英語力の証明になるから大丈夫だとは思いますが、またこの辺を調べる必要がありますね

日常会話可能レベルだとTOEFLでは45〜55点が相当するそうです

なので最低限のレベルはこの当たりですね

一方、英検の方は個人的にはあまり「興味ないね」な状態なんですが、上でも書いた通りJICAの応募可能枠として「英検3級以上」が条件とされているし、何より英検は他の英語資格と違って一度取得したら半永久に使えるので、ちょっとした肩書きには使えるかなぁという下世話な理由で取ろうと思います

ぶっちゃけ、英検3級では世間的にあってもなくても変わらないと思うので2級ぐらいは目指したいと思います

TOEFLの種類

さぁ、TOEFLを受けるぞ!と意気込んだはいいがTOEFLを調べるとなんかいくつか種類がありまして、ちょっとそれらをまとめてメモしました

  • TOEFL PBT : 紙のテスト。今は廃止されている。
  • TOEFL CBT : パソコンでのテスト。今は廃止されている。
  • TOEFL iBT : 現在もっとも主流。インターネットを使ったパソコンでのテスト。テストセンターで受験するものと自宅で受験できるものがある。
  • TOEFL ITP : 団体専用のテスト。内容自体はiBTと同じ。
  • TOEFL Essential : コロナにより新しくできたTOEFL。インターネットを利用し、自宅で受験のみ可能。テスト時間や費用などiBTと色々違うところがある。

と言った感じで全部で5つありますが、実際に受けることが可能なのは後半の3つだけで、しかも個人で受けるとなるとiBTか essentialの2択に絞られます。

iBTとEssentialの違いは何か?

じゃあ、実際にTOEFL iBTとTOEFL Essentialは何が違うのか見てみましょう!

比較項目TOEFL essential テストTOEFL iBT テスト
測定するものアカデミックとノンアカデミック領域における基礎的な英語習熟度アカデミック領域の英語コミュニケーションにおける運用能力
受験対象者テストの質と利便性の高さ(バランスやスピード)を重視する人長年、世界中で留学生の英語力を測定するアカデミックなテストとして採用されてきた試験。優れた結果を出したい人
内容アカデミック英語(50%程度)+一般英語(50%程度)アカデミック英語(100%)
特徴短い、即答式タスク長く、深く考えるタスク
試験時間約1.5時間約3時間
受験費用US$110≒¥14,341US$245≒¥31,941
測定技能listening,reading ,writing,speaking(バーチャルインタビュー含む)+5分間のpersonal video statement (スコア対象外)listening,reading ,writing,speaking
試験順・休憩有無listening→reading →writing→speaking
※休憩なし
reading→listening→休憩→speaking→writing
スコアスケール1-12(12が最高)
合計スコアはセクションごとのスコアの平均
1-120(120が最高)
合計スコアはセクションごとのスコアの合計
CEFR ヨーロッパ言語共通参照枠A1〜C2B1〜C2
テストアイテムの表示受験者のレベルによって出題内容が調整される「アダプティブ方式」事前に慎重に選択・決定した一貫性のある「設問のセット」
運営方法自宅受験のみテスト会場、自宅受験
自宅受験の場合はTOEFL iBT Home Edition
ETS JAPAN HPより抜粋

ざっくり見ると、essentialの方が費用や利便性(試験時間とか)などで優位というか魅力を感じますよね.あと別に今のところ留学するわけではないので100%アカデミック英語よりはアカデミックと一般英語のhalf&halfの方が自分にはあっている気がします

ただ、esisentialは最近できた方式ということもあってiBTよりも資格として効果と言ういうか対応している企業や大学がiBTよりも少ないの可能性があるのが気になります.ただ、どちらのテストもスコアの有効期間がテスト日から2年なので海外協力隊の滞在期間を考えると帰ってからiBTを受けるのもアリかな?と思っております

CEFR levelって何?

初めて知ったのですが、英語がどのくらいできるのかを国際基準で表す枠組みのことをCEFR(Common European Framework of Reference for Languages)と言うらしいのです.

で、CEFRはA1〜C2の6つの段階で英語の能力を表しています

A1が1番下で、C2が最高レベルです

  • 基礎段階レベルはA1〜A2 : 簡単な日常会話レベル
  • 自立段階レベルはB1〜B2 : 仕事や学校でそこそこ議論できるレベル
  • 熟練レベルはC1〜C2 : ペラペラ

ってな感じです

ちなみに英検と対応はこんな感じ

3級準2級2級準1級1級
C1
B2
B1
A2
A1
日本英語検定協会HPより 一部抜粋

英検は最上位ランクのC2はないんですね.英検1級って相当ペラペラと聞きますが、上には上があるんですねぇ

まあでも、現時点ではそこまでのレベルは目標にしていないので、英検2級相当のB1あわよくばB2ぐらいのレベルになりたいですね

まとめ

  • 今現在、個人で受験可能なTOEFLは大きく分けてiBTのhome editionかessentialの二つ
  • essentialの方が利便性・費用の面でハードルが低い
  • 100%アカデミックな英語を習得したいのならiBT
  • どちらともスコアの有効期限はテスト日から2年間
  • どちらも自宅受験が可能

この感じからするとessentialを受験してB1レベルのスコアを目指すのを目標としましょうかね